RSS-FEED

ダミアン神父が聖人に!

2009年10月14日

ローマ法王ベネディクト16世は11日、19世紀にハワイでハンセン病患者の救済に力を注ぎ、自身もハンセン病に感染して亡くなったダミアン神父ら5人を聖人に列しました。

ダミアン神父とは……
180px-FatherDamien.jpg

 

ベルギー出身のカトリック司祭で、ダミアンは修道名。
本名はヨセフ・デ・ブーステル(Joseph de Veuster)。
1864年に病気になった兄に変わりハワイに派遣されました。
その当時は神学生でしたがハワイで司祭となりました。
その当時、ハワイのハンセン病患者は発病するとカウアイ島の僻地カラウパパに隔離
されていました。世話をする人が誰もいないこの施設に1873年ダミアン神父は一人で向かいその後、施設でハンセン病患者のために働き続けました。彼の努力で劣悪だった環境は改善されていったと言われています。

しかし、1884年彼自身もハンセン病を発症し1889年この世を去りました。
遺体はモロカイ島に埋葬されましたが、母国ベルギーで「ベルギーの英雄」でもある神父の遺体
を母国にとの声が高まり1936年にベルギーに遺体はもどされ、ルーヴァンの大聖堂に葬られて
います。しかし、彼の右手だけは再びモロカイ島に埋葬されたそうです。

10月11日に聖人に列せられ、オバマ大統領もダミアン神父の列聖を祝福するコメントを
発表しました。
180px-Statue_of_Father_Damien_3.jpg

ホノルルには「ダミアン博物館」もあり、ハワイ州庁舎前には銅像も建っています。