目からウロコの純ハワイ料理
2008年03月12日
Yama's Fish Market (ヤマズ・フィッシュ・マーケット)
2332 Young Street
Honolulu, HI 96826
(808)-941-9994
http://www.yamasfishmarket.com/
皆さんはハワイ料理と聞いて何を思い浮かべますか?ポイ、ポケ、ラウラウといったオーソドックスなものから、ロコモコ、サイミン、プレートランチといったローカルフードなど色々あると思いますが、今回は前者の純ハワイ料理をご紹介します。
ハワイに観光で訪れ、現地の料理を是非味わってみたいと初めて食べたハワイ料理の思い出は、あまり良いものではありませんでした。主食のポイは色からして不気味な灰紫色な上、少し酸味のあるドロドロした糊のようで、とてもお米のご飯のようには食べられませんでしたし、カルアピッグやロミロミサーモンも塩味だけのあまりのシンプルさに、その時は食材の旨さすら見出すことが出来なかった次第です。第一印象が悪いと自らの意思でまた食べてみようという気にはなれないもので、それからしばらくは口にすることもありませんでした。おそらくほとんどの方がこれと同じような経験をされているのではないかと思います。
そんなハワイ料理の印象がガラッと変わったのは、こちらに住み始めて半年位経ってからのことでした。私達は結婚披露のパーティーをロイヤルハワイアンホテルのカメハメハスイートで開いたのですが、その折に広いラナイで出すビュッフェ形式の料理を担当してくれた主人の仕事仲間がワイマナロに住むハワイアンで、彼が自宅の庭にわざわざ穴を掘ってイムを作り、そこで長時間かけて作られた家庭の味を提供してくれたのです。新鮮な魚でできた数種類のポケやプルルンとした舌触りのハウピアデザートまで、とにかくすべてが美味しく、ポイすらもすんなりと喉を通りました。”こんなに違うものなの?” ”私が食べたあれは何だったの?”という目からウロコの経験をさせてもらい、それからはハワイ料理も頻繁に食卓に上るようになったというわけです。もちろん招待したローカルのお客様方にもすこぶる評判が良く、いまだに語り草となっていることは言うまでもありません。
さてそんな美味しいハワイ料理を食べに行くところはこのハワイにけして多くは無く、特にワイキキからだとカパフル通りの有名店、「オノ・ハワイアン・フード」位しかありませんが、あの行列に並ぶ元気が無い時に私達が行くのがこれまたご近所さんのモイリイリにある「ヤマズ・フィッシュ・マーケット」です。お店の駐車場の片隅にポイが植えられていたり、外壁に一面のタロイモ畑と緑の山景色が描かれていたりと、期待をそそるつくりです。
中に入るとまず大きなガラスケースに沢山のポケ類が並んでいます。マグロだけでも’オゴ(海草)入り’や’醤油味’に’スパイシー’など種類が豊富で、量り売りになっているので好きなものを好きな量だけ買うことが出来ます。大きなメニューボードの他にその日の特別メニューのお弁当類が手書きされたボードもあって、それを見ると結構悩んでしまいますが、ここへ来たならやはり正統派のハワイ料理をあれこれ選んで食べたいところ。
外せないのはティの葉で包んだラウラウや燻した香りが独特のカルアピッグ、ロミロミサーモンでしょうか。この3品とご飯かポイの組み合わせメニューは初めての人にもおすすめです。ココナツ風味のスクイッドルアウやチキンロングライスも容器に入れてもらえば少しずつ色々と楽しむことが出来ると思います。
そしてビールのお供にポケもいくつか選んで加えれば完璧です。お店の外にテーブルと椅子があるのでお天気の良い日にはそこで食べている人達も見かけますが、私達はお家に持って帰りゆっくりといただくのが常。というのもポイを食べると心地良い満腹感と共にお昼寝したくなってしまうから。お腹いっぱい食べた後はゴロンと横になるのもハワイ流?ハワイの人達があの体型なのを妙に納得してしまいます。
デザートには一口で3度美味しい3色のハウピアや、クッキー生地の上に沖縄紫芋のペーストとハウピアを重ねたお菓子がおすすめです。結構ヤミツキになる味なので、食べ過ぎには注意しましょう?
by sylvie



