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ホノルル市の公式鳥をご存知ですか?

2009年04月22日

ho_f14_01.jpg ホノルル市の公式鳥をご存知ですか?

皆さんはホノルル市の公式鳥というのをご存知ですか?ハワイ州の花は黄色のハイビスカスだったり、木はククイ、鳥はネネというのは結構知られていると思いますが、ホノルル市にもちゃんとそれぞれの公式〇〇というのがあるのです。今回はその中からとても美しい鳥、マヌ・オ・クーをご紹介しましょう。

ハワイを訪れて気付くのは街のいたる所で様々な鳥を見掛ける機会が多いこと。ホテルで朝食を食べていてもスズメやハトなどがパン屑をつつきに来たりしますし、公園などにはマイナバードと呼ばれる九官鳥に似た鳥や、赤い冠をかぶったカーディナル、桜文鳥やメジロなどが遊んでいて、本当に賑やかです。そんな中でも空高く飛ぶ姿が一際美しい真っ白な鳥がマヌ・オ・クーという名のシロアジサシです。

マヌ(鳥)オ(の)クー(クー神)というハワイ名でもおわかりの通り、古くからハワイ北西諸島(主要8島の中で繁殖が見られるのはオアフ島のみ)に棲息しているこの鳥の、白い翼を広げて天空高く飛翔する様子は神々しくもあり、ハワイ4大神の1人、戦いの神クーの鳥と名付けられ神聖視されてきたのが良くわかります。お天気の良い日にイオラニ宮殿の上空を舞う姿は、青空を背景にしてキラキラと白い羽が輝くようで、まさに神様のお告げをもたらす鳥だと実感してしまいます。

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以前ご紹介したコレアは渡りの生態が非常にユニークな鳥でしたが、マヌ・オ・クーはその子育て方法に面白い特徴があります。一度番うとずっと添い遂げる雌雄が仲良く空中ダンスを始めるのが旧正月も過ぎる頃から。そしてなんと巣作りをせずに卵を産むのです。大きな樹の枝先に出来た凹みや、枝の付け根のちょっとした洞のようなところに、バランスよく落ちないように卵を産み落とし、そのまま温めて雛に孵します。一見危なっかしいのですが、暖めている様子を見るとしっくりと窪みに納まっていて感心するばかりです。

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孵化した雛はそれはそれは可愛く、成鳥の特徴でもある黒くてつぶらな瞳と少し青味がかった嘴意外は、真っ白のフワフワの羽毛で覆われていて、それがチョコンと枝に乗っかって親鳥の運んでくる餌を待つ姿は本当にいとおしくなります。海鳥の仲間であるアジサシですから小魚を主な餌としていて、海面すれすれを飛んで大きな魚に追われて飛び出した魚を捕まえたり、時には空中から勢いよくダイヴしたりして上手に餌を集めます。

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飛べるようになると最初は自分の育った樹の周り、そして徐々に半径を広げていって、いつの間にか両親と一緒に仲良く3羽で飛ぶ姿を見せてくれるようになります。ハワイの古代航海法においても非常に重要な役目を担っていた水先案内人のマヌ・オ・クー。

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ワイキキから近いところでは、カラカウア通りのドンキホーテに近い辺りから続くマホガニーの並木の上を飛んでいるのを良く見かけます。皆さんもちょっと気にして上を見てみると、美しいホノルルの鳥と出会えるはずです。

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by Sylvie