アロハフェスティバル
2009年10月14日
アロハフェスティバル
夏休みが終わっても、9月以降も行楽日和の続くここハワイでは、週末毎にイベントが目白押しです。シルバーウィーク(最近はこう呼ばれているんですね!)には久し振りにたくさんの観光客が日本からも訪れ、暫しの賑わいを見せていました。そんな中行われた、アロハフェスティバル関連のイベントに出掛けて来ましたので、ご報告します。
まずは、フローラル・パレード。今年で第63回目を数え、伝統あるフェスティバルのメインイベントとも言えるこのパレードは、フローラルの名の通り、生花で飾られた趣向を凝らした山車と、ハワイ8島をそれぞれ象徴する馬に乗ったパウ・ユニットが特徴です。
BMWのオートバイに乗ったホノルル警察の先導で始まり、ロイヤル・ハワイアン・バンド他、高校生や軍のブラスバンドの演奏を間に挟み、前述の山車やトロリーに乗ったハワイアンのグループ、素晴らしい手綱捌きを見せる各島のプリンセスなどが、次から次へと目の前を通り過ぎて行きます。今年のフェスティバルのテーマが Hula - Let The Story Be Told ということもあり、有名フラハラウの一団や、ミュージシャンが山車の上で見事な踊りと歌を披露するという、ハワイならではのパレードを満喫することができました。
これまでにも何回か見に行っているパレードですが、今年は特に思い入れがあって出掛けて来ました。というのも自分の手で作ったレイ(馬の首にかける大きなレイの一部分ですが、、、)がどのように披露されるのかを見届けたかったからです。フラシスターがラナイ島のパウ・ユニットに参加することになり、家族や友人、フラシスター総出でお手伝いをしたのですが、とても良い経験をさせてもらいました。普通のレイと違って、馬用のものは大きさもさることながら、頑丈さも要求されるので、意外に力仕事であるということも学びました。ラナイ島の色であるオレンジを中心に様々な花材でボリュームたっぷりに作られたレイは、ハワイの明るい日差しのもと、華やかに映えていました。
なかなかやって来ない馬上の人を炎天下で待つのはかなりきつかったのですけれど、彼女たちの並大抵ではない苦労に比べればなんてことはありません。前夜から髪のセットが始まり、殆ど飲まず食わず、徹夜のまま馬に乗りパレードの出番を待つのですから。今年のパレードはのんびりゆっくり進行し、いつもの年より1時間30分くらい長いものでした。やっと馬を下り、われわれ仲間の待つテントにやって来た彼女たちの表情の、なんと晴れやかだったこと。何かひとつの事を成し遂げた充足感に満ちた、素晴らしい笑顔でした。
ここでひとつトリビアです。ハワイの女性が乗馬するときに着用したスカート(これをパウと言います)は1枚の長~い布で、ククイナッツを5~6個だけ使って、身に着けるんですよ。まるで魔法のようにスカート(幅広のパンタロンのようです)になってしまうのは、見ていても不思議ですし、ハワイの人々の知恵に驚かされます。もともとヴィクトリア時代の両家の子女が乗馬をする際、ヨーロッパなどでは横乗りをしていましたが、ハワイではドレスのまま鞍に跨って、上から埃除けと開いた足をカバーするこのパウを重ねて乗馬を楽しんでいたわけです。革新的というか、やっぱりすごいです。
来年のパレード、もしくはカメハメハ・デーのパレードを見る機会のある方は、是非こういったところも含めて楽しんでいただければと思います。
by Sylvie



