義経
2009年12月09日
義経
パークショアホテル1階
2586 Kalakaua Avenue
(808)936-5616
感謝祭も過ぎ、ようやくハワイも晩秋の気配、というよりいきなりクリスマス商戦真っ盛りとなって、慌て始めた今日この頃ですが、そんな中でほっと一息つきたくて秋の味覚を楽しんできました。
2007年の秋にご紹介した、ワイキキの東の端に建つパークショアホテルに入っている日本料理店の「義経」。ここは相変わらず折にふれてお昼の定食を食べに出掛けているお気に入りのお店です。”松茸ご飯”はここのところ毎年登場していたのですが、今回ご紹介する”栗ご飯”はその年の栗の出来具合でメニューにならないこともあって、去年はいただけなかった幻の一品です。
いつものように本日のスペシャルをいただこうとお店に入ると、鮨カウンターの上にいくつもの1人前用の釜が並んでいます。期間限定の松茸ご飯もまだ食べられるのだと奮発するつもりになったところ、ご主人が「今年は甘くて良い栗が入ったんだよ! ぜひ食べていって!」とすすめてくれました。芋・栗・南京・豆のホクホクに目のない私は、迷わず「下さい!」と頼んでいました。
テーブルに出されたお釜の中には皮を剥かれた大きな栗がゴロゴロと入っています。火を入れて約20分程を、先付けやお刺身などをいただきながら待ち、火が消えてからもう5分蒸らしてから木蓋を開けると、ほっくりと炊き上がったご飯と栗のいい香りが湯気と共に立ち上がりました。ご飯にはちゃんとお焦げもついていて香ばしさも加わり、栗の甘さと相まって口の中で大饗宴です。
天麩羅や茶碗蒸し、香の物にお吸い物も付いて来るので、量はかなり大目です。お腹をすかせて行きましたが、全部食べきれずにお持ち帰りがたっぷり残りました。ご主人の言う通り、本当に甘くてホクホクの栗を久しぶりに堪能できたのは言うまでもありません。おまけにデザートにクリームあんみつまで出てきて、別腹に納めた私はしばらく席を立つことができませんでした。
きっと日本の方には普通に楽しめる季節の美味しい物なのかもしれませんが、ハワイに暮らす我々にとっては本当に有難い、そして嬉しい美味しい食事を提供して下さるこういったお店の良さを、改めて再発見したひと時でした。
by Sylvie



