Kaimanahilaのたわごと…その134
2008年09月02日
今週こそは「EDDY WOULD GO!!」という本の話を書きます。
是非、読んでいただきたいと以前に書きましたが・・・・
500ページを超える大作ですが、翻訳もうまくストレス無く読めます。
ハワイの最も素晴らしいヒーローの一人であるエディ・アイカウの唯一の伝記がこの本です。
昨年、ホクレア号が日本に来てその歴史の中でエディーを知った方も多いと思います。
サーフィンに興味のある方ならビッグウエーバーとしての彼を知らない人はいないのではないでしょうか。もちろん、本書のタイトル「EDDY WOULD GO!!」はサーファーのおまじないの
ような言葉になっています。
「彼はノースショアの大波を乗りこなす最高のサーファーであり、ライフガードとして多くの
人の命を助け、ホクレアの航海では仲間を助けるために自らの命を犠牲にした」簡単に言って
しまえば、そんなハワイのヒーローなのですが、この本はそんな表面のヒーローストーリー
ではなく、一人のハワイアンそしてアイカウ家というハワイアンファミリーを中心に
1950年代から1970年代のハワイアンルネッサンスが起きるまで、ハワイがどのようなところで、ハワイアン達がどのように暮らし、何を考えていたのかを実に良く伝えてくれています。
私たちが、表面だけしか理解していないハワイアンという人たちの生き様を実に分かりやすく
教えてくれる読み物です。
ハワイアンのアイデンティティーを無くしていた人たちが、どのように誇りを取り戻すのか。
ハワイアンと白人の人種的対立、経済的困難。
様々な問題を浮き彫りにして、アイカウ家がいかに生きてきたかを教えてくれます。
そこには、私たちが知りたかったハワイアンの精神が全てあるように思います。
昨年、私たちが祝福を持って横浜に迎えた、ホクレア号の歴史、そこには光と闇が
存在しています。私たちの知らない歴史があります。
ただ、ホクレアが日本まで来たことを喜ぶだけではなく本質を見つめたいと思いました。
私は、この本にも登場するエディーの弟ソロモンの元奥さん、娘、息子さんと交流があり、
家にも遊びに行かせてもらっています。
彼女たちの家は、エディーの写真でいっぱいです。
アイカウファミリーの誇りであふれています。
その理由がこの本を読んでわかりました。
少しほめすぎのようですが、ハワイアン現代史を理解するのは最良の本であるといいきり、
皆さんに紹介します。




