2017年2月12日(現地時間)に
ロサンジェルスでおこなわれる
第59回グラミー賞の全84部門のノミネートが
12月6日に発表された!
ハワイイ音楽からはKalani Pe’aが唯一のノミネート
12月恒例のグラミー賞ノミネート
ビヨンセが最多の9部門ノミネート
ドレイク、リアーナ、カニエ・ウェストが8部門ノミネート
日本からも、坂本龍一が映画「レヴェナント 蘇えりし者」のサウンドトラックで
さらに、最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバムで
ピアニストとして内田光子が参加したアルバムがノミネートされている
詳しいことは、音楽専門サイトなどで見ていただきたいのですが
ここでは、もちろんハワイイ音楽に注目!
数年前に、ハワイイ・ミュージックのカテゴリーはなくなったのだが
『The Regional Roots Category』として他の部門と統合された
そして今年は、ハワイイ音楽から一作品がノミネートされた
(この部門では5作品がノミネート)
「Kalani Pe’a」のファーストアルバム『E Walea』がその作品
Kalani Pe’aは、2013年にシングル「Eku’u Darling Ahiahi」を発表している
ビッグアイランドのヒロ出身で、カメハメハ・スクールで仕事をしているようだ
7曲のオリジナルと、5曲のクラシック・ソングで構成されたトラディショナル・アルバム
魅力的なファルセットで、クラシック・スタイルではあるが
フト…聞こえてくる、R&B的な今の響きが絶妙にマッチした素晴らしい作品
ノスタルジックだけではない部分が、グラミーの関係者にも評価されたのだろう
来年の”ナ・ホク・ハノハノ・アワード”の本命だと予想していたが
その前に、大きな賞を獲って欲しいと願う!
最近ハワイイ音楽は、ノミネートだけに終わることが続いている
ハワイイ語の音楽がメインランドの人達に受け入れられにくいという現実もあるが
期待して、2月を待ちたい!