5年ほど前に書いた雑文に多少手を入れて再掲載
ちょっとしたお遊びで「泣ける話」を書いてみようと盛り上がり
数話だけ書いたショートストーリー
その1のお題は「Sweet Memory」だった
記念に残しておきます
今となっては恥ずかしい思い出…
Sweet Memories by Uncle S
ちょっとだけ付き合った
とてもきれいだった彼女との想いで
彼女がデニムを買いに行くのに付き合った
丸の内、銀座を歩き回り選びに選んで試着した
私は27インチだからと言いフィッティングルームに入った
彼女はなかなか出てこない。
店員さんが「どうでしょうか?」声をかけても返事はない。
しばらくすると、27インチのデニムをを手に彼女は出てきた。
「このサイズ変だわ」
「もうワンサイズ上をはいてみたら」と僕
「あり得ない」
「私は27インチなの、家のメジャーで測っても27インチ」
「あなたも見たでしょ」
見た記憶はあったが
27インチをさしていたかは覚えていない
彼女とはその後会わなくなったが
ときどき,このエピソードを思い出す
僕と彼女の「甘いめもり」
お粗末でした…